前回参拝時は遅い時間だったので、今回はランチ後すぐにお邪魔しました。
じっくりみてきましたので写真多め、長いです。
まずは境内入り口。背後には古めかしくていい雰囲気のお土産屋さんがありました。
地元名物の玉こんにゃくがお鍋に入って店先で販売されており、ランチ後に来たのを軽く後悔しました。また参拝に来る理由ができてよかったです( ´艸`)
そしてお堂!扉が開いていました!
どうやらいつもは開かれていて、15時くらいに閉まるようです。
このようにたくさんの背の高い木が植えられていて、相変わらず風がとても気持ちいいです。
今回はこちらの総門の彫刻をじっくり見てきました。まずは写真をご覧ください。
おわかり頂けましたか?2体だけ見つけられなかったのですが、十二支なんですね~!今まで何度か参拝に来ましたが、こんなにじっくり見たことがなかったので十二支が彫られていることに初めて気がつきました。
この日も参拝者がひっきりなしに訪れていましたが、ここを見る人は私以外にはいなかったので、あまり知られていないと思います・・・
山門も相変わらず美しいです。
石段を登って本堂に。今回は改修工事が奥の院のほうまで入っていて、奥に行く道は塞がれていました。残念・・・
中のほうもじっくり眺めてしまいました。このギラギラ感。
前回はきっちり法衣を着ておられるお坊さんが多い印象でしたが、今回は作務衣の方をよく見かけました。暑いからでしょうか?
ちょうどご祈祷がはじまるところに居合わせたのでしばし見学。
ついこの間神道のご祈祷を体験しましたが、お寺のご祈祷はまた趣があっていいですね。
太鼓ではなく鐘をついて開式、そしてお経のユニゾンがはじまり・・・
神道だと献餞の儀がありますが、仏教だとなんていうんでしょう?なにやら右から左へ、何かを受け渡し、お辞儀し、というのを繰り返されていました。じっくりは見てこれなかったので、これは今度ご祈祷に行ってみるしかないですね!
今回はちゃんと御朱印を頂戴しました!
目が飛び出すダルマのお守り寝付け。
初めて見かけてとてもおもしろいと思ったので購入しました。縁起の良いダルマなのだそうです。
目が飛び出すとこんな感じ(画質が良すぎて指先の乾燥が目立ちますが見なかったことにしてください。泣)
昔は駅だったとか・・・廃墟マニアの方にはウケがいいのでは?と思います。笑
次は人面魚がいるという貝喰みの池へ。信徒会館の奥から進みます(複数ルートあり)
なにやら細い道になっていきます
ここも風が気持ちいい!
入口が見えてきました
奥まっているところなのにバリアフリー化がすごいです。ご年配の方が多いのでしょうか?
そんなに歩かずに久佳門が見えてきました
石段も門も比較的新しいです。左に見えるのが旧参道でしょうか。
池の手前に魚籃観音堂。
魚籃観音 - Wikipedia
ここを抜けると貝喰みの池が現れます。コイやナマズ、カメがたくさんいて、人馴れしているのかものすごく寄ってきます。
餌やりポイントというか、コイが集まる場所が3か所くらいあり
最初のポイントで大好きなカメを見つけテンションが上がる私。できるだけ池に近づいてしばし眺めます
するとこちらに気がついたカメが水面から顔を出して見てきます。
視線を感じてそのカメのほうを見ると、「アッ、みつかっちゃった!」という感じでピャッと隠れてしまうのがとても可愛かったです。
このカメはわざわざ水面から上がってきてくれました。
奥には2龍神が鎮まるという龍神堂がみえます。
さらに進んでいくとカメの休憩所?苦手な人は悲鳴をあげてしまいそうな光景が。
龍神堂に着きました。この時点でなにやら違和感が・・・
じゃーん!
神仏習合時代からの歴史を感じるこの鳥居!
龍王尊、というのはその時代からのお名前なんですね~!いや、なんとなくそんな気はしていたのですが、こういう形で残っているお堂は現代ではあんまりないと思っていたので
ここでも最高にテンションが上がりました。こちらはお寺に組み込まれたパターンですが、鳥居は撤去されなかったのでしょうか?ずいぶん古い鳥居ですが明治以前からあったのかな?詳細不明はですが…きっとド田舎だから許されるのでしょうねぇ…
ここにも餌やりポイントが。お賽銭箱の横にコイの餌が売ってあり、餌を撒いているご夫婦がいらっしゃいましたので大盛況でした。
続いて裏手にあります
奥の院。こちらは小さく古いお堂です。
湿気の多い苔生した境内。案外参拝客が多いのでさみしい感じはしませんが、静かで穏やかないい雰囲気の場所でした。
立春にはお水取り式という行事があるそうで、ここのお水はとても綺麗です。
昔いた某万博キャラクターに似ている、水の出るなにか。笑
帰りがけにふと水面を見たら、いました人面魚。正面からは撮れなかったですが、とても顔が濃い。
餌やりポイントじゃないところにいたのでびっくりしてしまいました。
もうひとつ気になっていた、貝喰みの池とは反対側の鳥居のある方へも行ってみることにしました。
この奥の方にあるようです(この写真は10秒タイマーを使いました)
近くに行くまでどこに道があるかわかりません。この時点でドキドキし始める私。
ありました、道。あぜ道です。水たまりにはカエルやオタマジャクシがたくさんいて、私が通るとバシャ!と音を立てて逃げていくのでそれに驚きます。笑
やたら古い鳥居がみえてきました。この時点でものすごい緊張感。
とても天気がよくて明るいのですが重厚な雰囲気。でも頑張って進みます。
こちらが最初の鳥居。先の道がまったく見えず、30分くらい歩かなきゃいけなかったらどうしよう…とか、獣に出会ったらどうしよう…だとか考えてしまい、さらに緊張感が高まります。
二つ目の鳥居。ものすごい雰囲気のいい鳥居ですね!こちらも明治時代以前からあるのでしょうか?
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ちょっと歩くと比較的すぐに到着してホッとました。瀧澤
不動尊というお名前のようです
↓こちらはインスタグラムで加工してアップした写真です。なんて絵になるんだ…
こちらの方は貝喰みの池と正反対にひとけがなくピリッとした雰囲気で正直怖い場所だとも思いましたが、おそらく畏怖でしょう。手を合わせた後は怖さが半減していました。
拒絶されているのではなさそうでよかった…
善寶寺とその周辺を、ときどき立ち止まり写真を撮ったりしながらゆっくりまわったので、全部で2時間くらい居ました。が、まだまだ眺め足りないスポットです。